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冬の日のエトランゼ

広島女学院大学図書館のNです。

本日の開館時間は、8:45~12:00です。
ご不便をおかけいたしますが、ご理解の程よろしくお願いします。

学生がいないと、心なしかキャンパス内や図書館館内に元気がないような…。
まるで違う場所に居るような心地です。
学生の登校不可期間が終わって、また賑わいを取り戻すのを楽しみに本日もブログを更新します。

さて、大学の講義が無いことで時間がぽっかり空いた方もいるのでは?
来ました。来ましたよ。読書のタイミングが!

先日芥川賞が発表されたことですし、菊池寛作品をご紹介します!

なぜ芥川賞をうけて菊池寛を紹介するのか。その理由は賞の制定経緯にあります。
芥川賞とは、文藝春秋の創業者・菊池寛(明治21年~昭和23年)が、友人である芥川龍之介(明治25年~昭和2年)の名を記念し、直木賞と同時に昭和10年に制定した賞だからです!

日本の義務教育を受けていると、大多数は芥川龍之介作品を通ることになります。
それぐらいポピュラーな作家ですから、このブログを読んでくださっている皆さんも、作品名が何か1つは言えるはずです。
なら、ここは菊池寛を紹介しましょう!

とはいえ、私も詳しいわけではなく…。
ご紹介できるのは「父帰る」と「屋上の狂人」ぐらいですので、「父帰る」をご紹介したいと思います。

[あらすじ]
明治40年頃のことである。かつて家族を顧みずに家出した父が、20年ぶりに落ちぶれ果てた姿で戻って来た。
母と次男と娘はこれを温かく迎えたが、貧困と闘いつつ一家を支え、弟妹を中学まで出した長男・賢一郎は、決して父を許さなかった。
父は家を去る。しかし哀願する母の叫びに賢一郎は翻意、弟を連れて狂ったように父を追う。(Wikipedia引用)

因みにわたくし、こちらの作品を「青空文庫」で読んだくちです。
なので、図書館に来られなくてもネット上で読める!やったね!

戯曲(舞台の台本のようなもの)ということもあって、さくっと読めちゃいます。
まぁ内容は家族の問題なので、少々重苦しいですが。

戯曲はセリフとト書きで展開されるので、小説を読むのが苦手な方にもおすすめです。
本当は舞台を見るのが一番ですが、そうそう観られるものでもないので、文字でお楽しみください。
ちなみに、戯曲なら私は三島由紀夫の『近代能楽集』とか好きです。

昔の作品を読んで、タイムスリップを疑似体験してみてください。


by libfriends | 2018-01-29 09:00